八戸市・十和田市・三沢市のリノベーション&フルリフォーム専門店「わが家のリノベ」
現場施工管理担当の伊賀です👷
今回は地盤調査について
どんな種類があるの?費用はどのくらい?についてお伝えしたいと思います。
住宅やビルなどを建築する際、その建物が建物自体の重さや地震に耐えられるかを調査するために必ず地盤調査を行います。安全性の高い建物づくりに地盤調査は必要不可欠なものです。それでは地盤調査にはどのような種類があるのでしょうか?
地盤調査には細かく分けるとたくさんの種類がありますが、一般的なもので大きく分けると以下の2つになります。
1.スクリューウェイト貫入試験
こちらの工法は一般的な戸建て住宅建築で最も多く利用されている工法です。
昔はスウェーデン式サウンディング試験と呼ばれていました。
スクリュー(回転)とウェイト(過重)で貫入(深さ)の度合いを調べる地耐力を調べる試験です。
ロッドと呼ばれる金属の棒にスクリューポイント(ドリル状の部品)を取り付け25kgずつ100kgまでの重りで荷重をかけ自沈させ、自沈が止まったらロッドを回転させながら地中に貫入させていきその回転数で地盤の強度を調べる方法です。一般的に建物の四隅と中央の5点を調査します。
最近では下のイラストのように全自動で調査できる機械があり調査員は一人で数時間程度で完了する事がほとんどですが、

昔は下のようにすべて手動で2~3人がかりで1日かけて実施していたようです。
25kgずつの重りを積み重ねながらロッドが沈まなくなるまで回転させ続けなければならず、かなりの重労働だったようです・・。

相場費用は数万~10万前後のようです。
2.ボーリング調査(標準貫入試験)
ボウリング

ではなくボーリングです。
こちらはマンションやビルの建設でよく採用される調査方法です。
街中を歩いていて下のイラストのようなやぐらを見かけたことはありませんか?

こちらの調査方法もサンプラーと呼ばれる金属の筒のパイプを所定の高さからハンマーで打撃しその回数で地盤の強度を測定しています。
こちらの調査方法のメリットは土質の判定も同時に行う事が出来るのが特徴です。
デメリットとしては相場費用が20万~50万と高額で調査期間も2~3日程度かかることが挙げられます。
これまでなんとなく見るだけで終わっていたり、何をやっているんだろうと疑問に思ってそのままになってしまっていた方は、今回の話で何となくは理解できたのではないかと思います。これからも理解できると面白い建設現場の話をお伝えしていきたいと思いますのでお楽しみに!!
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